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メーカー | マツダ | |
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車名 | ボンゴトラック | ||
JC08モード燃費 | 11.2km/L | ||
排気量 | 1800cc | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
4605mm | 1690mm | 1880mm | 4.3m |
荷室長 | 荷室幅 | 荷室高 | 最大積載量 |
2735mm | 1600mm | 385mm | 900kg |
新車価格帯 | 中古車相場価格 | ||
164.8~207.3万円 | 37~141.2万円 |
マツダのボンゴトラックは最大積載量0.9~1tの小型自動車枠トラックです。
エンジンを座席下にレイアウトしたキャブオーバー型で、現行車は1999年より発売、当時は汎用性が高いことから日産や三菱にOEM供給を行っていましたが、現在、自社販売以外は日産のOEMに限られています。
グレードはDXとGLの2種類しかありませんが、ボディのバリエーションは豊富で、荷台幅が異なるシングルワイドローとワイドロー、荷台長が異なる標準とロングが用意されており、駆動方式もそれぞれに2WDと4WDが設定されています。
ボディは形状によって850kgから1tまで最大積載量が異なり、細かいニーズに合わせた選択が可能となっています。
基本設計は古いのですがマイナーチェンジは頻繁に繰り返しており、装備面では現在の他の小型トラックに引けを取ることはありません。
マニュアルエアコン、パワステ、光軸調整式ハロゲンヘッドランプなどを全車に標準装備、運転席と助手席にはSRSエアバッグを設定するなど安全面でも十分な対応が行われています。
小型乗用車枠のトラックは市場規模が小さく、どのメーカーの車種も車数は少ないことが現状ですが、ボンゴトラックは基本設計が古いこともあって、中古車市場にはとくに少ない車数しか流通していません。
OEM供給を行っている日産よりも車数が少ないという本末転倒状態に陥っています。
最新の2013~2014年登録モデルを見ると、走行距離1万km以内のベーシックモデルDXは90~100万円の範囲内で販売されています。
この価格設定は2010年頃まで大きな変動はなく、中には2010年登録モデルで走行距離5万kmという中程度のDXでさえ、90~95万円で売られているなど、車数が少ない影響で価格設定が中古車販売店任せになっており、相場が確立されていない状態といえます。
車数がやや多くなるのは2005~2008年辺りですが走行距離が伸びている割には下落幅が少なく、2007年登録モデルの走行距離5~6万kmDXでも85~100万円が相場とけっして安い価格とはいえません。
この期間、車数が多くなるのはディーゼルエンジン搭載車の販売時期と重なることがその理由で、ディーゼル搭載車は2010年に販売を終了しています。
搭載されているエンジンは2.0L直噴式のターボ装着モデルとなり、自動車NOx・PM法に適合している車両なので、状態の良い車種を見つけることができれば、長く乗ることができるので稼働率の高い1台となるはずです。
ちなみに2007年登録モデルで走行距離4.5万kmのディーゼルDXは120~130万円の範囲内で販売されています。
軽トラ・軽バン・商用トラック・商用バンといった商用車は、乗用車に比べてエンジンやボディが非常に丈夫に造られており、中古車でも十分に程度が良く、長く乗れる在庫が多数揃っています!
商用車の中古車にも強い中古車販売シェアNO.1のガリバー をご紹介しておきます(^^)